老眼薬のPh3試験を進めるLENZ Therapeutics社が8350万ドル調達
Free!アセチルコリンエステラーゼ受容体を活性化する低分子薬・アセクリジン(aceclidine)1日1回点眼剤による老眼(老視)治療の第3相試験を昨年2022年12月に開始したLENZ Therapeutics社が8350万ドルを調達しました。
昨秋2022年10月に同社は開発品2つ・LNZ100(aceclidine)とLNZ101(aceclidine+brimonidine)のPh2試験(INSIGHT)が主要目標を達成したことを発表しています。試験には67人が参加し、LNZ100投与群の71%とLNZ101投与群の56%の1時間時点での近見視力が遠見視力1線の悪化なしに3線以上改善していました。LNZ101投与群の近見視力の改善はより持続しました。
去年12月に始まった第3相試験は3つあり(CLARITY I, II, III)、主要転帰はPh2試験と同じです。
LNZ100とLNZ101の成分・アセクリジンはアセチルコリンエステラーゼ受容体を活性化して瞳孔を縮めてピンホール効果を生み出して近視を改善します。brimonidineも含むLNZ101は効果がより長持ち(Extended duration)することを目指しています。
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