Verastem社の2剤詰め合わせ卵巣癌薬Avmapki Fakzynja Co-packを米国承認
 ・ 誤解を訂正しました(漿液性卵巣癌→低異型度漿液性卵巣癌)
武田薬品がどうやらかなり気に入ったMaverick社を約束より1年早く手に入れる
 ・ 誤記を訂正しました〔手持ち開発品の中で最も先を行くTAK-280 (MVC-280)は、、、→手持ち開発品の中で最も先を行くTAK-186(MVC-101)は、、、〕
Ph1b試験で有望な成績を示した腎疾患薬を擁するRegulus社をNovartisが買う
 ・ 誤解を訂正しました(900万ドル→9億ドル)。

武田薬品の幹細胞薬Alofisel(アロフィセル)の米国を含むPh3試験が目標至らず

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2023-10-19 | コメント

欧州や日本、イスラエルで承認済みの武田薬品の幹細胞薬Alofisel(アロフィセル;darvadstrocel)の米国を含む第3相試験ADMIRE-CD IIで目標のクローン病(CD)痔瘻治療効果が認められませんでした。

Alofiselの中身は健康な誰かの脂肪組織から抽出して増やした間葉系幹細胞です。CD患者の複雑痔瘻の治療に使うことが欧州でのPh3試験ADMIRE-CD結果を拠り所に欧州連合(EU)、イスラエル、スイス、セルビア、英国、日本で承認されています。

ADMIRE-CD IIは米国と欧州でADMIRE-CDと同様に複雑痔瘻のCD患者を募って実施され、残念ながら24週時点の寛解目標を達成できませんでした。詳しい結果は後に学会で発表されます。

今回の残念な試験結果を受けてAlofiselの資産価値の目減りもありうると武田薬品は見ており、今後の業績への影響を検討しています。

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