Merck & Coがひとまず40億ドルを払って第一三共の3つのADCにかかわる
Free!毒物トポイソメラーゼ1阻害剤(DXd)を癌細胞内に押し込む荷負い抗体(ADC)3つをMerck & Coが第一三共にひとまず40億ドルを払って共同で開発して販売します。
第一三共のそれら3つのDXd付きADC(DXd ADC)はどれも固形癌相手の臨床試験が進行中です。
抗HER3 ADC・
抗B7-H3 ADC・
抗CDH6 ADC・
Merck & Coはそれら3つのDXd ADCの日本を除く全世界での開発や販売に携わります。日本では第一三共は全権利を有します。
Merck & Coが第一三共にひとまず払う40億ドルのうちの10億ドルは開発が早期に打ち切られた場合にMerck & Coに一定の割合で払い戻されます。
第一三共は今後2年間にさらに15億ドルを受け取れる可能性があります。また、売り上げ目標達成に応じて最大で165億ドルを受け取れる権利も手にします。ひとまずの支払いやそれらを合わせた第一三共の受け取り総額は最大で220億ドルです。
- Daiichi Sankyo and Merck Announce Global Development and Commercialization Collaboration for Three Daiichi Sankyo DXd ADCs / BUSINESS WIRE
- Merck signs $5.5 bln deal with Daiichi for cancer therapy development / Reuters
- DXd-ADC 3製品に関するMerck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAとの グローバル開発及び販売提携のお知らせ / 第一三共
- Merck & Co. shells out $4 billion upfront in mega-ADC pact with Daiichi Sankyo / FirstWord
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