呼吸器乳頭腫症へのPrecigen社のHPVワクチンのPh1試験で2人に1人が完全寛解

Free!
2023-11-01 | コメント

ヒトパピローマウイルス(HPV)6型か11型の慢性感染で生じる再発性呼吸器乳頭腫症(RRP)へのHPVワクチンPRGN-2012高用量がPh1試験で投与された12人中6人(50%)が完全寛解に至り、その効果と関連する腫瘍取り巻きの特徴が同定されました。

今年1月末のPrecigen社の発表によると完全寛解に至った被験者全員が最大12か月間の追跡期間のあいだ手術無しで過ごせています。

Ph1試験と一続きのPh2試験の被験者組み入れと投与が既に完了しており、被験者の経過の記録が来年2024年2Qに揃う見込みです。

Precigen社の今夏8月のニュースによるとそれらPh1/2試験の結果が同剤の取り急ぎの承認申請の拠り所となると米国FDAは了承しています。承認申請にプラセボ対照の無作為化試験の結果を含める必要はありませんが承認申請に先立って地固め(confirmatory)試験が始まる予定です。

関連ニュース
関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。