Medeor社の幹細胞薬で腎移植患者の63%が2年間を免疫抑制剤なしで過ごせた

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2023-11-03 | コメント

腎臓提供者血液を出どころとする細胞が中身のMedeor Therapeutics社の免疫寛容誘導薬MDR-101がPh3試験で1回きり投与されて経過観察を終えた腎移植患者のうち12人(63%;12/19人)が2年間免疫抑制剤なしで過ごすという第一目標を達成しました。

試験完了まで残り6か月を切った他の被験者4人も免疫抑制剤なしで今のところ過ごせています。

残念ながら3人は試験期間中に免疫抑制治療を再開しました。1人は6か月時点で脱落しています。試験でMDR-101が投与された腎移植患者の人数は締めて20人です。

腎提供者の幹細胞が投与された腎移植患者の血中に腎提供者の血液細胞が少し居続けることで起きる混合キメラ(mixed chimerism)の確立をMDR-101は目指します。

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