三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

血管新生加齢黄斑変性症の網膜下線維化をアデノシン受容体2A阻害で治療しうる

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2024-03-08 | コメント

血管新生加齢黄斑変性症(nAMD)患者の多くは治療にもかかわらず網膜下線維化による重度の視覚障害を被ります。

4つのGタンパク質共役アデノシン受容体の一つ・アデノシンA2A受容体(ADORA2A)頼りの内皮細胞の間葉系細胞化(内皮の間葉転換)が網膜下線維化に携わっており、ADORA2Aを省くことでその仕組みを阻止しうることが示されました。

協和キリンのADORA2A阻害剤istradefylline (KW-6002) はADORA2Aを省いたのと同様に網膜下線維化を減らしました。

ADORA2A阻害はnAMD絡みの網膜下線維化の治療手段となりうると著者は言っています。

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