三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

乾癬相手のPh3試験進行中のJ&Jの経口抗IL-23薬JNJ-2113のPh2b試験論文報告

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2024-03-12 | コメント

J&JがProtagonist Therapeuticsから手に入れた経口のIL-23受容体遮断薬JNJ-2113(JNJ-77242113)16週間投与で尋常性乾癬患者の多ければ79%がPASI 75、40%が最高のPASI 100を達成したPh2b試験(FRONTIER 1)の結果が論文報告されました。

同試験と一続きの長期投与FRONTIER 2試験結果も発表され、16週間時点とほぼ同じ皮膚病変除去効果が52週間のJNJ-2113投与でも維持されていました。52週時点での最高用量(100mg1日2回)服用群のPASI 75達成患者割合は16週時点の79%と殆ど変わらない76%でした。

同剤の承認申請前大詰めプラセボ対照第3相試験2つ・ICONIC-LEADICONIC-TOTALが進行中です。

また、Bristol Myers Squibb(BMS)の経口薬Sotyktu(deucravacitinib、デュークラバシチニブ)との対決も含むPh3試験2つ・ICONIC-ADVANCE 1ICONIC-ADVANCE 2も始まっています。ただし、火曜日時点のClinicaltrials.gov登録情報によると被験者組み入れはまだ始まっていないようです。

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