三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

再発膠芽腫のCAR-T治療効果が3試験で認められた

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2024-03-15 | コメント

EGFRとT細胞の紐づけ薬の分泌機能付きのEGFRvIII標的キメラ抗原受容体T細胞が投与された3人の再発膠芽腫が有望なことに縮小しました。

しかし残念ながらCARv3-TEAM-E T細胞という名称のその治療効果は一時的で、3人の腫瘍はやがて増え始めました。ただし1人は6か月超を腫瘍の進展なしで過ごすことができました。

3人の治療経過はNEJM誌に今週木曜日に報告されました。

今週水曜日と先週にNature Medicineに結果が掲載された別のキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)治療2つの試験でも再発膠芽腫治療効果が認められています。1つではEGFRとIL13受容体α2(IL13Rα2)の両方を標的とするCAR-T、もう1つではIL13Rα2のみ標的のCAR-Tの効果が検討され、前者は6人全員の腫瘍を縮め、後者は58人中半数29人の腫瘍を安定させるか縮めるかしました。

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