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2つの受容体を寄り添わせる活性化抗体を開発するDiagonal社が1億ドル強調達

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2024-04-04 | コメント

2つの受容体に結合してそれらが寄り添って活性化できるようにする抗体(agonist antibody)薬を開発するDiagonal Therapeuticsが1億2800万ドルを手に発足しました。

同社の手持ちで最も先を行くTGF-β受容体複合体活性化抗体の開発などに今回の調達資金が使われます。

同抗体は遺伝性出血性末梢血管拡張症(HHT)の治療として開発されています。

HHTのTGF-β受容体複合体変異は破裂して出血し易い脆い血管を生み出します。出血は鉄投与や赤血球輸血をたびたび必要とする慢性貧血を招く恐れがあります。また、HHTの動静脈奇形は治療しないままだと肺や脳の出血、脳卒中、心不全、死に至るかもしれません。Diagonal社の活性化抗体はHHTで切れている伝達を復活させてHHTの根本原因を解消することを目指します。

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