Novartisの抗BAFF抗体ianalumabで血小板減少性紫斑病患者が1年超無事生存
 ・ 誤記を訂正しました(eltoprazine→eltrombopag)。
Novartis社の補体B因子阻害薬FabhaltaがC3糸球体症に効いたPh3試験論文報告
 ・ 誤解を訂正しました(今夏7月に米国で承認、、、→今春3月に米国で承認、、、)
抗IgE抗体がずっと作られるようにするワクチンを開発
 ・ 関連ニュースを追加しました。

STALICLA社のコカイン乱用治療薬の効果を示したPh2試験結果論文報告

Free!
2025-04-06 | コメント

コカインや酒に手を出してしまうのを減らすグルタミン酸拮抗薬(mGluR5遮断薬)mavoglurant(マボグルラント、STP7)の効果を示したNovartis主催のPh2試験結果が論文報告されました。

試験は2017年に始まり、最後の患者観察が2019年12月に完了しました。

その後mavoglurantは2023年1月に発表された合意でスイスのSTALICLA社の手に渡っています。

昨年2024年5月初めにSTALICLA社は米国でのmavoglurantのPh3試験開始の要件となっている薬物間相互作用(DDI)試験を始めたことを発表しています。

Clinicaltrials.govにはその試験とおぼしき登録があります。コカイン乱用患者にmavoglurantとコカインを投与し、有意な相互作用があるかどうかを調べることを目当てとしています。登録情報によると試験は去年10月にすでに完了しています。

DDI試験開始の発表の際にSTALICLA社は米国でのmavoglurantのPh3試験が今年中に始まるとの見通しを示しています。

関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。