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抗CD38抗体CM313が原発性免疫性血小板減少症患者の8割強に奏効

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2025-11-06 | コメント

抗CD38抗体CM313が免疫性血小板減少症(ITP)に効いた中国でのプラセボ対照二重盲検Ph2試験結果が論文報告されました。

昨年結果が報告された対照群なしの非盲検Ph1/2試験CM313はITP患者ほぼ全員に効き、22人中21人(95%)の血小板数が8週間の治療期間中に少なくとも2回連続で50 × 109/L以上を記録しました。

今回BMJ誌に結果が掲載されたPh2試験もPh1/2試験と同様にグルココルチコイド治療失敗患者が参加しました。

8週間の治療期間中に出血無しで血小板が少なくとも2倍増え、2回連続で30 × 109/L以上を記録した患者の割合がCM313投与群では83%(25/30人)、プラセボ群ではわずか20%(3/15人)でした。

試験で使われたCM313はKeymed Biosciences社から提供されました。Keymed社は中国以外での同剤の権利をTimberlyne Therapeuticsに付与しています。

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