Silver Creek社の細胞生存促進薬Scp776が発覚後24時間までの脳卒中に有益かも
Free!Silver Creek Pharmaceuticals社の細胞生存促進薬Scp776が発覚からだいぶ経っていって承認薬使用の余地がない急性虚血性脳卒中患者の経過を上向かせたようです。
Ph2試験ARPEGGIOには急性虚血性脳卒中の発覚から24時間まで、平均約12時間の患者119人が参加し、Scp776は24時間を置いて2回投与されました。
退院か7日後のどちらか早い時点までのNIH Stroke Scale (NIHSS) 点数の比較でScp776がプラセボを2.26点上回りました。ただし、P値は0.05以内に収まらない0.066でした。
また、90日時点で独力で自分の世話ができていた患者の割合がプラセボ群より15%高いという結果も得られています。残念ながらSilver Creek社はその比較のP値をニュースに示していません。
Scp776は苦境の細胞に限って成長因子IGF-1を届け、生来の修復経路を活性化し、傷んだ組織の細胞生存を促すことを目指します。
- ARPEGGIO Trial / 2025 World Stroke Congress
- Silver Creek Pharmaceuticals Announces Positive Phase 2 Results for Scp776 in Acute Ischemic Stroke / GLOBE NEWSWIRE
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