閉塞性肥大型心筋症にaficamtenをまず使うべきことを裏付けるPh3試験論文報告
 ・ わかりにくかった文章を整えました(Ph3試験ODYSSEY-HCMとCytokinetics社の→Ph3試験ODYSSEY-HCMと、Cytokinetics社の)
Genmab/AbbVieのEpkinlyを濾胞性リンパ腫の治療2番手から使うことを米国承認
 ・ 誤記を訂正しました(先立つ治療が1回の、、、→先立つ治療が1回以上の、、、)
Dr. Reddy’sがImmutep社のPh3試験段階の抗癌剤の販売権利を取得
 ・ 薬剤名の間違いを訂正しました(efgartigimod alfa→Eftilagimod Alfa)。大変申し訳ありません。

Cytokinetics社の心筋症薬Myqorzo(ミクオルゾ;aficamten)を米国承認

Free!
2025-12-20 | コメント

Cytokinetics社の閉塞性肥大型心筋症(oHCM)薬Myqorzo(マイコルゾ;aficamten、アフィカムテン)を米国FDAが承認しました。

Myqorzo(マイクオルゾ)は心筋ミオシン阻害薬であり、心筋収縮を抑えて左室流出路(LVOT)閉塞を減らします。

しかしその心筋収縮抑制作用は諸刃の剣で、悪くすると左室駆出率(LVEF)低下を招いて収縮不全による心不全を引き起こす恐れがあります。その危険性ゆえMyqorzo開始前や使用中に心エコー検査で収縮不全を検出する必要があり、LVEFが55%未満の患者にMyqorzoは使えません。LVEFが40%以上50%未満になったらMyqorzoの用量を減らします。LVEFが40%未満、あるいは心不全症状や収縮不全ゆえの体調悪化を呈したらMyqorzo投与を中断します。

この記事のカテゴリ
関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。