Dr. Reddy’sがImmutep社のPh3試験段階の抗癌剤の販売権利を取得
 ・ 薬剤名の間違いを訂正しました(efgartigimod alfa→Eftilagimod Alfa)。大変申し訳ありません。
Novartisの抗BAFF抗体ianalumabで血小板減少性紫斑病患者が1年超無事生存
 ・ 誤記を訂正しました(eltoprazine→eltrombopag)。
Novartis社の補体B因子阻害薬FabhaltaがC3糸球体症に効いたPh3試験論文報告
 ・ 誤解を訂正しました(今夏7月に米国で承認、、、→今春3月に米国で承認、、、)

Geron社 テロメラーゼを活性化する低分子化合物・TAT0001とTAT0002はHIV/AIDS患者の免疫細胞の機能活性を増強することを示した試験結果を発表

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2006-02-04 | コメント

2006年2月3日、Geron社は、テロメラーゼを活性化する低分子化合物・TAT0001とTAT0002はHIV/AIDS患者の免疫細胞の機能活性を増強することを示した試験結果を発表しました。


HIV感染が進行すると、CD8+細胞毒性T細胞と呼ばれる免疫細胞の細胞老化が加速します。この結果、CD8+細胞毒性T細胞は増殖できなくなり、HIVに感染したCD4+細胞を殺傷できなくなります。

これまでの研究で、HIV/AIDS患者のCD8+細胞にテロメラーゼ遺伝子を導入すると、増殖能力、IFNγの製造能力、HIVに感染したCD4+細胞の殺傷能力が上昇することが確認されています。

また、テロメラーゼ遺伝子を導入したときと同様に、テロメラーゼ活性化剤・TAT0001 (GRN951) とTAT0002 (GRN665) はT細胞の増殖反応を改善し、IFNγの製造を亢進させることが確認されていました。

今回発表された新たな試験データから、TAT0001またはTAT0002で前処理したHIV選択的なCD8+細胞は、HIV感染したCD4+細胞と共に培養すると、ウイルスの複製を強力に抑制すると分かりました。

UCLAのDavid Geffen School of MedicineのRita Effros教授等による研究成果です。

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