Dr. Reddy’sがImmutep社のPh3試験段階の抗癌剤の販売権利を取得
 ・ 薬剤名の間違いを訂正しました(efgartigimod alfa→Eftilagimod Alfa)。大変申し訳ありません。
Novartisの抗BAFF抗体ianalumabで血小板減少性紫斑病患者が1年超無事生存
 ・ 誤記を訂正しました(eltoprazine→eltrombopag)。
Novartis社の補体B因子阻害薬FabhaltaがC3糸球体症に効いたPh3試験論文報告
 ・ 誤解を訂正しました(今夏7月に米国で承認、、、→今春3月に米国で承認、、、)

PDL BioPharma社 1型肝腎症候群(HRS)を対象にしたterlipressinの第3相試験の患者組み入れが完了

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2006-03-25 | コメント

2006年3月23日、PDL BioPharma社は、肝硬変の合併症の一つで、急速に進行する腎不全を特徴とする1型肝腎症候群(HRS)を対象にしたterlipressinの第3相試験の患者組み入れが完了したと発表しました。


この第3相試験は、パートナーであるOrphan Therapeutics社が実施しています。

この第3相試験では、1型HRS患者の腎機能と生存に対するterlipressinの安全性と効果を評価します。合計120人がエンロールされました。患者は6ヶ月間追跡調査されます。今年後半には試験結果が発表される見込みです。

Terlipressinは天然のホルモン・lysine-vasopressinからできた12個のアミノ酸からなるペプチドです。血管を締め付ける作用により、内臓への血流を減少させ、これにより門脈血流の血圧を下げます。アメリカでは販売されていませんが、アメリカ以外の国では20年以上前から販売されており、食道静脈瘤出血の標準的な治療法となっています。

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