Novartisの抗BAFF抗体ianalumabで血小板減少性紫斑病患者が1年超無事生存
 ・ 誤記を訂正しました(eltoprazine→eltrombopag)。
Novartis社の補体B因子阻害薬FabhaltaがC3糸球体症に効いたPh3試験論文報告
 ・ 誤解を訂正しました(今夏7月に米国で承認、、、→今春3月に米国で承認、、、)
抗IgE抗体がずっと作られるようにするワクチンを開発
 ・ 関連ニュースを追加しました。

思春期の肥満は高アンドロゲン血症を引き起こす

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2006-06-06 | コメント

7-17歳の少女76人を対象にして体重、ホルモンレベル、思春期ステージの関連を調べた結果、思春期の肥満は高アンドロゲン血症と関連すると分かりました。

調査の結果、正常体重の少女に比べて肥満少女では総テストステロンレベルと遊離テストステロンがそれぞれ2.1倍、3倍高値を示しました。

また、正常体重の少女に比べて肥満女性では性ホルモン結合グロブリンレベルが50%低くなっていました。

初期思春期に限って解析した場合、遊離テストステロンレベルは正常体重の女性よりも5倍高くなっていました。

この結果から、思春期の肥満と高アンドロゲン血症が関連し、その関連は初期思春期において顕著であると分かりました。

高アンドロゲン血症は男性的な特徴の発現を促します。また、思春期の高アンドロゲン血症により、後に多嚢胞性卵巣症候群を発現するリスクが上昇します。多嚢胞性卵巣症候群では、不妊、肥満、異常な月経サイクル、体毛の過度の成長等を伴います。

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