Sanofi-aventisとBristol-Myers Squibb PLAVIX(プラビックス)のジェネリック販売仮差止め請求が裁判所に承認された

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2006-09-02 | コメント

2006年8月31日、Sanofi-aventisとBristol-Myers Squibbは、PLAVIX(プラビックス)と競合するApotex社のジェネリック製剤・clopidogrel bisulfateの販売差止め仮請求がニューヨークの地裁に認められたと発表しました。

しかし、裁判所は既に販売/出荷された製品の回収までは命じていません。Apotex社は既に6-18か月分のPLAVIXジェネリックを出荷していると考えられています。

現在Bristol-Myers社はPLAVIXジェネリックが市場にどれくらい出回っているかを調査する予定です。Apotex社は8月8日にPLAVIXジェネリックを発売しました。

このニュースを受けて、全利益のおよそ30%がPlavixで占められているBristol-Myers社の株価は取引終了後のトレードで9%上昇しました。

販売仮差し止めが認められたということは、判事はPlavixのパテントの有効性について納得したことを意味します。したがって、今後の裁判をBristol-Myers社は有利に進められるかもしれません。

Plavixのパテント侵害に関する裁判は2007年1月22日に始まる予定です。

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