三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

eIF4Aを標的にした翻訳開始阻害で癌の化学療法感受性が亢進する

  • 2008-06-16 - 翻訳開始を阻害することによって化学療法に対する癌細胞の感受性を強化する薬剤が同定されました。 (4 段落, 333 文字)
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2008-06-20 | 投稿者 : ssuzukiさん
私のコメントにも書きましたようにtranslation medicineも翻訳医療と訳すのが一般的ならばtranslation initiationも翻訳開始でもよいかもしれません。
しかし、従来の日本語では「翻訳」という表現は言葉の置き換えのみに使われていると考えたからです。

【清宮のコメント】ssuzukiさん、translation medicineとtranslation initiationを関連付ける必要はありません。したがってtranslation medicineの訳語が「○○○○」だからtranslation initiationは「○○○○」という関連付けはなさらない方が良いと思います。

mRNAの情報に基づいてタンパク質を合成する過程である「翻訳」の始まりを「translation initiation(翻訳開始)」と一般的に呼んでいます。

たとえばアルクの辞書でも以下のように翻訳開始となっています。

http://eow.alc.co.jp/translation%20initiation/UTF-8/

またライフサイエンス辞書(http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/ja/index.html)でも同様にtranslation initiationは翻訳開始となっています。

translation medicineを翻訳医療と訳すのは適切ではないと認識しています。
2008-06-19 | 投稿者 : ssuzukiさん
この論文に使われているtranslationが翻訳と訳されれていますが、いささか違和感を感じますので、あえてコメントさせていただきます。周知のようにtranslation medicineは先端医療とも訳されていますが、ここで使われているtranslationにはそのほかにも生体分子構造が変わる場合にも使われています。したがって、本文のような場合には「生体分子構造変異」、「生体分子構造異変」のように訳されてはどうでしょうか。
重箱の隅をほじくるようなコメントになりましたが、おゆるしください

【清宮のコメント】なぜそのように考えるのかを具体的にお知らせください。論文を読み返しましたが「translation initiation」は翻訳開始とすべきと考えています。
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