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IGF-1R tyrosine kinaseをターゲットにした低分子化合物は抗がん剤として有望

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2004-03-06 | コメント

IGF-1Rは癌の進行に関連があるとわかっていましたが、@他の正常細胞にもIGF-1Rは存在していること、A臨床応用可能なIGF-1Rの低分子化合物がなかったことから、癌の治療ターゲットとしてあまり研究されてきませんでした。


Dana-Farber Cancer InstituteとNovartis社の研究者等によってIGF-1Rチロシンキナーゼを阻害する2つの低分子化合物が同定され、この2つの阻害剤は様々な癌種の細胞に効果があるとわかりました。

また、IGF-1Rの阻害は化学療法剤に対する癌の感受性を高める作用もあるとわかりました。

2004年2月26日のCancer Cell誌に発表された研究成果です。

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