Conatus Novartisとの提携NASH薬のPh2b試験3つが全滅〜処し方の検討開始
 ・ 関連ニュースを追加しました。
Merck & CoがKen Frazier氏の後任CEO探しを始めているとBloombergが報道
 ・ Frazier氏の任期の勘違いを訂正しました(去年12月→今年2019年12月)。
世界の酒量は増え続ける〜飲酒の害を減らす目標は達成できそうにない
 ・ 参考文献の1つが間違っていたのを訂正しました(Atezolizumab plus bevacizumab .... →Global alcohol exposure ....)

BMS社の新たなImClone社買収提案は笑止千万/Icahn氏

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ImClone 関連ニュース (最新5件を表示) [全ニュースを表示]

  • 2010-08-24 Imclone社 エルビタックス製造施設を閉鎖する
  • 2009-03-04 ImClone社 エルビタックスへの頭頸部癌適応追加がFDA承認されず
  • 2009-02-05 転移性結腸直腸癌の標準治療にERBITUXを追加すると転帰が悪化する
  • 2009-01-27 BMS社とImClone社 ERBITUXのNSCLC適応追加承認申請を取り下げ
  • 2008-12-13 K-rasと抗癌剤の効果の関連を確かめる試験についてFDAが外部専門家にアドバイスを求める

Bristol-Myers Squibb 関連ニュース (最新5件を表示) [全ニュースを表示]

  • 2016-01-06 ONCODESIGN 癌分野標的への大環状分子化合物をBMS社に提供する
  • 2015-12-29 非ホジキンリンパ腫への抗CD30抗体ADC薬+抗PD1薬のPh1/2試験開始
  • 2015-12-03 BMSとAbbVie 多発性骨髄腫薬EmplicitiがFDA承認された
  • 2015-11-25 BMS社 Opdivoによる黒色腫単独治療と腎癌治療がFDA承認された
  • 2015-11-03 BMS社 ニトロキシル放出心不全薬のCardioxyl社を買う
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2008-09-24 | 投稿者 : 清宮さん
ImClone社の買収に関して小野先生より以下のコメントを頂きました。小野先生の了解を得て以下に紹介します。

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勝者の呪いというゲーム理論があります。競売では高い値をつけたほうはその買収によって最終的な利得を得る確率は少ないという理論です。

2つのバイヤーがいたとき、買収価値は現在の会社価値+買収によるシナジーによって決定されます。売り手が自分の考えている価格より低くは売らないという条件をつけると、M&Aで勝利するのは常に売り手の価格より高い値をつけたほう。

言い方を変えると、実際の価値よりも大きく間違って価値を見積もった会社ということになるのです。

今回のimcloneの買収劇にもそれは当てはまります。

この中でBMS社があえて低く提案してきたのにはそれなりの意味があります。彼らは彼らなりの基準できちんと価値を見積もっているのでしょう。IMCLONE社はばかげているといってるそうですが、両者の従業員や買収後のビジネスを考えたとき、どちらの提案がばかげていたのか。

これを防ぐために、VICKREY型オークションという手法があり、最高値をつけて落札した人に2番目の最高値で売るという方式があります。これは理にかなっています。

果たしてimclone社がどうなるのか。勝者の呪いにはまるのか。そういう面で注目したいですね。

【BMSが62ドルの買収提案をしたことについて】

BMSにはきちんとリスクマネージメントが出来ているということです。これ以上で買うと利得が得られるかどうかわからないというラインが社内できちんと話しあわれたのでしょう。

株価評価額より2.5倍高い額で買ったコダックが白馬の騎士ともてはやされて8年後。7000億円の負債を抱え、というより買収額をまったく取り戻せなかったことでヘルスケアビジネスから全面撤退を余儀なくされた事実は買収の難しさを物語っています。

歴史的に見ると買収の3分の2は失敗しているそうです。近年の例ではファイザーのファルマシア買収がすべてて裏目に出ています。

売るほうは高く売れれば何でもよいというのが本音です。

まったくの推論ですが、高値をつけているのは何の根拠もなく異業種の会社の感じがします。コダックの悲劇およびというところでしょうか。
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