Dr. Reddy’sがImmutep社のPh3試験段階の抗癌剤の販売権利を取得
 ・ 薬剤名の間違いを訂正しました(efgartigimod alfa→Eftilagimod Alfa)。大変申し訳ありません。
Novartisの抗BAFF抗体ianalumabで血小板減少性紫斑病患者が1年超無事生存
 ・ 誤記を訂正しました(eltoprazine→eltrombopag)。
Novartis社の補体B因子阻害薬FabhaltaがC3糸球体症に効いたPh3試験論文報告
 ・ 誤解を訂正しました(今夏7月に米国で承認、、、→今春3月に米国で承認、、、)

神経保護薬・Safinamideはパーキンソン病症状を改善する作用がある

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2004-09-15 | コメント

初期パーキンソン病患者172人を対象としたプラセボ対照臨床試験で、神経保護薬・Safinamideはパーキンソン病症状を改善する作用があるという結果となりました。


179人は56人ずつ低用量(0.5 mg/kg/日)Safinamide、高用量(1.0 mg/kg/日)Safinamide、プラセボに振り分けられ、それぞれを12週間服用しました。

その結果、UPDRSが30%以上改善した割合は低用量群で30.9%、高用量群で37.5%、プラセボでは僅かに21.4%でした。

ドパミンアゴニスト単剤で治療されていた患者を対象にしたサブ解析の結果、Safinamideはドパミンアゴニストの効果を増強する作用があると考えられました。

これらの結果から、Safinamideはイオンチャンネル阻害とグルタミン酸放出抑制によって症状改善効果を発揮している可能性があるとわかりました。

2004年8月24日のNeurology誌に発表された研究成果です。

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