揺さぶられっ子症候群などない?
Free!生後5ヶ月以内で死亡した新生児50人の死後脳を調べたところ「死因に揺さぶられっ子症候群が疑われるケースは無かった」という結果となりました。研究成果が2003年2月のNeuropathol Appl Neurobiol誌に発表されています。
50人中36人に硬膜に出血が認められました。この36人のうち27人(75%)では重度の低酸素状態が認められました。この低酸素状態は呼吸困難や窒息が原因でおきたと想定されます。
首が据わっていない新生児の頭が後ろにふと傾いてしまった場合等、未熟状態の体の一部に負荷がかかることで呼吸機能が障害を受け、呼吸困難や窒息がおきると考えられています。決して揺すりすぎで呼吸困難や窒息がおきるわけではないと考えられています。
すなわち、揺さぶられっ子症候群で新生児が死亡するケースは非常にまれで、今まで揺さぶられっ子症候群と考えられてきた新生児の死亡の大部分は他の原因による可能性があります。
△'Shaken baby syndrome' doubts
△Dural haemorrhage in non-traumatic infant deaths: does it explain the bleeding in 'shaken baby syndrome'? Neuropathol Appl Neurobiol 2003 Feb;29(1):14-22
2020-04-19|子供の健康全般
+ 母乳は赤ちゃんの腸の病原性ウイルス蓄積を抑制しうる
2020-03-16|子供の健康全般
+ ワクチン非接種小児から始まった麻疹流行でNY市は9億円の医療費支出を被った
2020-02-26|子供の健康全般
+ 小児に診察の折に触れて運動を促すことが必要との方針を米学会が発表
2020-02-13|子供の健康全般
+ 妊娠中のパラベン含有化粧品使用は生まれてくる子を太らす
2020-01-29|子供の健康全般
+ 脳の被殻に鉄がより備わると頭が良くなる
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。
