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揺さぶられっ子症候群などない?

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2003-03-15 | コメント

生後5ヶ月以内で死亡した新生児50人の死後脳を調べたところ「死因に揺さぶられっ子症候群が疑われるケースは無かった」という結果となりました。研究成果が2003年2月のNeuropathol Appl Neurobiol誌に発表されています。

50人中36人に硬膜に出血が認められました。この36人のうち27人(75%)では重度の低酸素状態が認められました。この低酸素状態は呼吸困難や窒息が原因でおきたと想定されます。

首が据わっていない新生児の頭が後ろにふと傾いてしまった場合等、未熟状態の体の一部に負荷がかかることで呼吸機能が障害を受け、呼吸困難や窒息がおきると考えられています。決して揺すりすぎで呼吸困難や窒息がおきるわけではないと考えられています。

すなわち、揺さぶられっ子症候群で新生児が死亡するケースは非常にまれで、今まで揺さぶられっ子症候群と考えられてきた新生児の死亡の大部分は他の原因による可能性があります。

'Shaken baby syndrome' doubts
△Dural haemorrhage in non-traumatic infant deaths: does it explain the bleeding in 'shaken baby syndrome'? Neuropathol Appl Neurobiol 2003 Feb;29(1):14-22

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