キバナアザミが作る経口投与可能な成分クニシンの神経再生促進効果が判明
 ・ 誤解を訂正しました(オオアザミ→キバナアザミ)。
Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)

米国立衛生研究所(NIH)がCOVID-19治療ガイドラインを作成

Free!
2020-04-22 | コメント

米国立衛生研究所(NIH)が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療ガイドラインを発表しました。

新たな臨床データは日々刻々と報告されており、それらの情報に基づいてこまめに改訂されると前置きした上で以下のような方針が示されています。

・臨床試験を除いて曝露前予防や曝露後予防を目的とする薬は投与すべきでない

・現時点でCOVID-1を安全に治療しうることが裏付けられている薬はない(COVID-19治療として検討されている抗ウイルス薬その他療法の試験結果の要約が提供されています)

・毒性によりヒドロキシクロロキンとアジスロマイシンを臨床試験以外で使うべきでない

・薬理や臨床試験結果が良くないのでlopinavir/ritonavirやその他のHIVプロテアーゼ阻害剤を臨床試験以外で使うべきでない

・広範囲な免疫抑制の恐れがあるのでインターフェロンやヤヌスキナーゼ阻害薬を臨床試験以外で使うべきでない

・急性呼吸窮迫症候群(ARDS)ではない人工呼吸COVID-19成人へのコルチコステロイド全身投与は避けるべき

・難治性ショック患者にはコルチコステロイド無しより低用量コルチコステロイドを投与した方が良い

関連ニュース
関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。