大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

N95マスクの限界を補いつつその繰り返し使用を可能にする貼付フィルター開発

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2020-05-22 | コメント

N95マスクが遮断できる300 nm未満粒子の割合は85%ほどであり、直径およそ65-125 nmの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を幾らか通してしまう恐れがあります。

COVID-19流行を受けての不足により、本来使い捨てのN95マスクを繰り返し使わざるを得ない場合もあります。

アラビアのKing Abdullah University of Science and Technology (KAUST)研究者Muhammad Mustafa Hussain氏のチームが開発したN95マスク貼り付け多孔膜を使えばそれら2つの問題・不完全なSARS-CoV-2遮断とN95マスク不足を解消できるかもしれません。

このシリコン製の膜の穴のサイズはSARS-CoV-2の下限より小さい5-55 nmです。この膜だけ新品に貼り替えることでN95マスクは繰り返し使う事ができます。

この膜は疎水性であり、水滴が滑り落ちることで自ずと洗浄され、ウイルスやその他の粒子による目詰まりを防ぎます。

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