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COVID-19から回復して再度陽性となった人から他の人へは感染しない/韓国

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2020-05-26 | コメント

新型コロナウイルス感染(COVID-19)で入院して退院した患者2人の再入院後にそのウイルスSARS-CoV-2が検出されたことをきっかけにして同様の退院患者58人をRT-PCR検査で調べたところ8人(14%;8/58人)からSARS-CoV-2が検出されました。

SARS-CoV-2が検出されたそれら陽性者10人の経過を観察したところ、2人がたまに咳をするぐらいで他にCOVID-19症状は認められませんでした。

それら10人の1人は再検査でSARS-CoV-2陽性が判明する前に重症患者への投与用の血漿を献血し、防護不完全な医療従事者9人がその血漿採取に携わりましたがそれら9人からSARS-CoV-2はその後検出されませんでした。

今回の10人の陽性結果は感染力のないウイルス由来の成分を検出したことによるのかもしれません。

韓国ではCOVID-19回復患者が新たにSARS-CoV-2検査陽性となってから他の人への感染は認められておらず、COVID-19から回復して新たに陽性となった人から他人へは感染しないと判断されています。

5月15日時点で韓国ではSARS-CoV-2感染者のおよそ4.5%に相当する447人が検査で再度陽性となっています。

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