大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

COVID-19を被った小児に生じる多臓器炎症症候群(MIS-C)186例と99例の報告

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2020-06-30 | コメント

新型コロナウイルス感染(COVID-19)したか他の人のCOVID-19と接して生じる発熱と炎症を伴う多臓器の重病・小児多臓器炎症症候群(MIS-C;Multisystem Inflammatory Syndrome in Children)を被った米国26州の21歳未満の小児186人とニューヨーク州の99人の特徴や経過が報告されました。

26州のMIS-Cの殆ど(73%;135/186人)はそれまで健康だった小児に発生しました。186人の殆どが臓器少なくとも4つを害し、5人に1人(37人;20%) は人工呼吸を受け、8%(15人)に冠動脈瘤が認められました。

ニューヨーク州のMIS-C小児99人ではほぼ全員(96人;97%)が入院時に頻拍を呈していました。

26州とニューヨーク州のどちらのMIS-C小児も80%が集中治療を受け、2%が死亡しました。

MIS-Cは川崎病とは異なるようであり、川崎病患者に比べてより年長の小児が被り、炎症や心筋の傷みがよりきついと論評者は言っています。

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