大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

カモスタットの生みの親・小野薬品がCOVID-19患者への同剤の第3相試験開始

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2020-11-12 | コメント

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)外来患者へのカモスタット(camostat mesylate)の米国でのプラセボ対照試験開始を日医工が発表した昨日11日の2日前9日に同剤(商品名フオイパン)の生みの親・小野薬品はCOVID-19患者へのプラセボ対照試験開始を発表していました。

日医工が始めたのは第2相試験で、外来COVID-19患者を300人募って実施されます。

小野薬品が始めたのは第3相試験で、日医工が始めた第2相試験の3分の1ほどの110人が参加します。

日医工の第2相試験は外来患者対象ですが、小野薬品のニュースではCOVID-19患者が対象という説明のみで外来と入院のどちらが対象なのかは不明です。

【11月13日追記】
jRCT(Japan Registry of Clinical Trials):臨床研究実施計画・研究概要公開システムへの登録情報によると小野薬品の第3相試験は入院患者が対象で、発症か陽性結果から5日以内の患者110人を募ります。主要転帰は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が検出されなくなる(陰性化)までの期間です。

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