薬が効かない癲癇患者は血液脳関門で癲癇薬を排除している
Free!癲癇患者の約30%はどの癲癇薬も効かない「薬剤耐性型」であるといわれています。2003年4月10日のNEJM誌に発表された研究結果から「薬剤耐性型の癲癇患者は、物質交換に関わるタンパク質・ATP-binding cassette sub-family B member 1 (ABCB1)の活動が上昇するタイプの遺伝子型を有している」とわかりました。
研究者等は薬剤耐性型の癲癇患者200人、薬剤が効く癲癇患者115人、癲癇以外の神経疾患患者200人の3群のABCB1遺伝子を比較しました。その結果、薬剤耐性型の癲癇患者は薬が効く癲癇患者に比べて、活性が上昇するタイプのABCB1遺伝子型を有する確率が2.66倍高いとわかりました。
この結果から血液脳関門でABCB1が癲癇薬を排除してしまうことが薬剤耐性型になる原因である可能性が高いとわかりました。
- Drug-resistant epilepsy gene / Health24
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