電気鍼の全身炎症・敗血症抑制作用に必要な感覚神経を同定
Free!マウス後肢のツボ(acupoint)ST36への電気鍼刺激が脳の遠心性神経を活性化して副腎からのカテコラミン分泌を促して細菌毒素による全身炎症を抑制する働きを橋渡しする神経が同定されました。
その神経はPROKR2Creで標識される感覚神経です。
マウスのPROKR2Cre標識感覚神経を断つとツボST36を電気鍼刺激しても後脳の遠心性迷走性神経は活性化せず、副腎からのカテコラミン分泌も促されず、その結果、細菌の内毒素による全身炎症を電気鍼はもはや抑制できなくなりました。
該当するデータが見つかりませんでした。
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