三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

オミクロン株流行が始まってから小児のCOVID-19関連クループが目立つ

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2022-03-16 | コメント

2年前の2020年3月1日から今年2022年1月15日に米国ボストンの子供病院で新型コロナウイルス感染(COVID-19)関連クループ(喉頭気管気管支炎)小児75人が救急か入院治療され、その殆どの8割超(81%;61/78人)が去年12月4日を始まりとするオミクロン(Omicron)株流行期に入ってからのものでした。

それらCOVID-19関連クループ小児75人のほぼ全員97%にステロイド・デキサメタゾンが投与されました。

入院小児9人のうち4人は集中治療が必要となり、1人はヘリオックスと持続陽圧呼吸療法(CPAP)を要するほどの病態に陥りました。

中等〜重度の際に投与されるラセミ体エピネフリンが入院小児全員に噴霧投与されました。救急科での治療小児でのその割合は29%でした。

入院小児へのデキサメタゾンとエピネフリン噴霧の投与回数中央値はそれぞれ6回と8回でした。

クループはデキサメタゾンと対症療法による外来治療でたいてい治りますが、入院率が比較的高くて薬の投与回数も多いCOVID-19関連クループは他のウイルス原因のものに比べてより重症なのかもしれないと著者は言っています。

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