閉塞性肥大型心筋症にaficamtenをまず使うべきことを裏付けるPh3試験論文報告
 ・ わかりにくかった文章を整えました(Ph3試験ODYSSEY-HCMとCytokinetics社の→Ph3試験ODYSSEY-HCMと、Cytokinetics社の)
Genmab/AbbVieのEpkinlyを濾胞性リンパ腫の治療2番手から使うことを米国承認
 ・ 誤記を訂正しました(先立つ治療が1回の、、、→先立つ治療が1回以上の、、、)
Dr. Reddy’sがImmutep社のPh3試験段階の抗癌剤の販売権利を取得
 ・ 薬剤名の間違いを訂正しました(efgartigimod alfa→Eftilagimod Alfa)。大変申し訳ありません。

MHCにより密着するようにアミノ酸配列を変えた癌抗原がT細胞反応を引き出す

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2022-06-17 | コメント

カルレティキュリン(CALR)のフレームシフト変異で生じるカルボキシ末端断片CALRMUTは骨髄増殖性疾患(MPN)を治療する癌ワクチンの役割を担えそうなものなのですが、CALRMUT特異的T細胞はどういうわけか患者にほとんど存在しません。

どうやらそれはMHCへの親和性が高いCALRMUTペプチドが乏しいからであり、MHCにより密着するようにアミノ酸配列を変えたヘテロクリティックCALRMUTペプチドならCALRMUTへのCD8+ T細胞反応を引き出しうることがマウス実験などで示されました。

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