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[記事]抗うつ薬使用の低下で自殺行為は増えていない【オープンアクセス文献】」へのコメント

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「統計的な自殺率とある特定の薬物の使用を関連づけることに無理があるのでは?」

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個々の患者さんの事例において、薬物がその患者さんの自殺企図および自殺を抑制したとか、一時的に自殺企図の増悪を来したという考察は、意味ある検討かもしれないが、マスでみた自殺率の増減で薬物に対する一定の結論付けを成すというのは、あまり意味のない検討ではないかと考えます。

自殺予防の議論は社会的な問題や経済的な問題および「うつ」など自殺企図をもたらす疾患の治療を総合的にみて行うべきと思います。全ての医師はうつ病を持つ患者さんの治療に対し、常に自殺企図を念頭において治療にあたるべきであろうし、SSRIばかりでなくベンゾの使用において、時には自殺企図を増悪する恐れもあることを知った上でそれら薬物を投与すべきだと思います。英国や米国で行われている科学的な根拠に乏しい議論を我々はもう少し冷静に扱う必要があるでしょう。

問題とされるべきことは、製薬企業がその可能性を隠蔽し、否定したプロモーションを営利追求のために行ったかどうかです。

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2008-03-10 - 18歳未満の若者への選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)の使用を制限する2003年の規制がイングランドとウェールズの若者における自殺や自傷行為にどんな影響を及ぼしたかを解析した結果が医学誌に発表されています。
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