SanofiのGLP-1薬lixisenatideがPh2試験でパーキンソン病の進展を遅らせた
 ・ 誤記を訂正しました(LP-1→GLP-1)
Lillyのκオピオイド受容体遮断薬LY2444296でアルコール依存ラットの酒量が減少
 ・ 3段落目の誤記を訂正しました(断酒9時間後→断酒8時間後)
三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。

抗うつ薬使用の低下で自殺行為は増えていない【オープンアクセス文献】

  • 2008-03-10 - 18歳未満の若者への選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)の使用を制限する2003年の規制がイングランドとウェールズの若者における自殺や自傷行為にどんな影響を及ぼしたかを解析した結果が医学誌に発表されています。 (3 段落, 232 文字)
  • [全文を読むには有料会員登録が必要です]
  • [有料会員登録がお済みの方はログインしてください]
  • [メールマガジン(無料)をご利用ください]
この記事のカテゴリ
全文記事サンプル [全文読める記事の一覧です]
この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧
2008-03-10 | 投稿者 : 017152さん
個々の患者さんの事例において、薬物がその患者さんの自殺企図および自殺を抑制したとか、一時的に自殺企図の増悪を来したという考察は、意味ある検討かもしれないが、マスでみた自殺率の増減で薬物に対する一定の結論付けを成すというのは、あまり意味のない検討ではないかと考えます。

自殺予防の議論は社会的な問題や経済的な問題および「うつ」など自殺企図をもたらす疾患の治療を総合的にみて行うべきと思います。全ての医師はうつ病を持つ患者さんの治療に対し、常に自殺企図を念頭において治療にあたるべきであろうし、SSRIばかりでなくベンゾの使用において、時には自殺企図を増悪する恐れもあることを知った上でそれら薬物を投与すべきだと思います。英国や米国で行われている科学的な根拠に乏しい議論を我々はもう少し冷静に扱う必要があるでしょう。

問題とされるべきことは、製薬企業がその可能性を隠蔽し、否定したプロモーションを営利追求のために行ったかどうかです。
会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。