開発が途絶えた抗ウイルス薬GSK983の標的と毒性軽減法がゲノム全域調査で判明
- 2016-03-30 - shRNAと遺伝子編集技術CRISPR-Cas9によるゲノム全域スクリーニングの結果、理由不明の細胞増殖阻害作用によって開発が打ち切られた広域抗ウイルス薬GSK983はピリミジン生合成酵素・ジヒドロオロト酸脱水素酵素(DHODH)を封じてデングウイルス複製や細胞増殖を阻害し、デオキシシチジンを補給すればGSK983の抗ウイルス活性を妨げることなく細胞毒性を大幅に減じうることが示されました。 (2 段落, 253 文字)
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