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PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
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英国がGSKの骨髄腫薬Blenrepを承認【追記しました】
 ・ Blenrepのこれまでの経緯を追記しました。

Regeneron社 リウマチを対象にした第2相試験でIL-1 Trapの効果はプライマリーエンドポイントに到達せず

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2003-10-07 | コメント

2003年10月7日、Regeneron Pharmaceuticals社はリウマチを対象にした第2相用量設定試験結果を示し、Novartis社と共同で開発しているIL-1 Trapのリウマチに対する効果はプライマリーエンドポイント(主要評価項目)をクリアできなかったことを明らかにしました。


プライマリーエンドポイントは治療効果が著しかった患者群でプラセボと比べて有意差をつけることでした。IL-1 Trapに反応した患者群は46%、プラセボに反応した患者群は30.9%であり、両者で有意差はつきませんでした(P=0.11)。

この試験では25mg、50mg、100mgの3用量を試しましたが、100mgにおいて最も効果が高くなっていました。この結果から、Regeneron社は今回の試験では至適用量に到達していなかったのではないかと考えており、より高用量で試験をしなおす可能性を示唆しています。

IL-1 Trapはその名の通り、リウマチに関わるIL-1という物質をトラップして阻害します。

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