80歳を超えた超高齢者であっても心臓バイパス手術をした方が長生きできる
Free!1996年から2003年にかけて心臓のバイパス手術を受けた12,461人を対象にした調査の結果から「80歳を過ぎた高齢者でも、必要であれば心臓バイパス手術をした方がよい」と考えられました。
12,461人のうち706人が80歳を過ぎてから心臓バイパス手術を受けました。調査の結果、1996年から2003年にかけて、80歳を過ぎて心臓バイパス手術を受けた人の割合は4%から10%に上昇しました。
手術後の死亡率を調べたところ、80歳をすぎて心臓バイパス手術をした高齢者の大部分は手術から5年後も生存しており、死亡リスクは、同年代の一般人口の半分という結果となりました。
イギリスPapworth Hospitalの研究者・Samer Nashef等がHeart誌に発表した研究成果です。
- Bypass surgery urged for octogenarians / Sciencedaily
- 80-year-olds fit for heart bypass / BBC
2020-02-19|循環器疾患全般
+ 労して遺伝子情報を得たところで心疾患リスク予想は全くまたは大して改善せず
2020-02-02|循環器疾患全般
+ LPL活性を両極端から助けるCorvidia社ペプチド薬でマウスのトリグリセリド減少
2020-01-25|循環器疾患全般
+ 危険に応じたアドレナリン分泌が心拍を高める仕組みの一翼を担う蛋白質が判明
2019-12-05|循環器疾患全般
+ 運動時の循環前駆細胞(CPC)測定は冠疾患患者の予後予想により有益
2019-12-04|循環器疾患全般
+ 非HDLコレステロール値が高いほど冠疾患や脳卒中を被り易い
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。