風邪薬に使われている偽エフェドリンがフェニレフリンに置き換えられつつある
Free!医師の処方箋なしで薬局で買える風邪薬に含まれている偽エフェドリンは覚せい剤・メタンフェタミンに変換することが可能です。
製薬会社は、偽エフェドリンの代わりにフェニレフリンを使った風邪薬を開発中です。偽エフェドリン含有製剤を多く販売しているファイザー社は、偽エフェドリン製剤の50%をフェニレフリン含有製剤に変えるという計画を1月に発表しました。
Costco、Target、Walgreens、Wal-Martなどに薬剤を卸しているLeiner Health Products社は、6月からフェニレフリン含有製剤の出荷を開始しています。
偽エフェドリンの販売は多くの州で制限されており、偽エフェドリンをメタンフェタミンへと変換するラボも減りつつあります。
しかし偽エフェドリンの流通を抑えることで、各地に点在する小規模ラボを多くを閉鎖に追い込めると期待できます。
偽エフェドリンと異なり、フェニレフリンはメタンフェタミンに変換することができません。
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