HIVの逆転写酵素阻害剤に対する新たな“互助的”耐性メカニズムが発覚
- 2008-01-30 - 抗HIV薬の標的となる逆転写酵素(RT)のヘテロダイマーを不安定化するRTの変異・F130Wはウイルス自身のプロテアーゼ(PR)によるRTの分解感受性を亢進してウイルスを弱体化させますが、F130W変異を有するHIVをしばらく培養するとPR活性が低下する変異がPRに生じ、この結果RTの安定性が亢進してHIVの感染能力も上昇すると分かりました。 (2 段落, 244 文字)
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