排卵促進剤に卵巣がん誘発作用はない
Free!1965年から1988年にかけて不妊治療クリニックを受診した女性12,193人を対象にした調査から、排卵促進剤(clomiphene、gonadotropins)の使用と卵巣がんの発現リスクに関連はないという結果となりました。
2004年6月のObstet Gynecol誌に発表された研究成果です。
今回の試験では、卵巣がんの発現率が高い妊娠しなかった女性の発現率を差し引いて解析しました。これまでに、排卵促進剤には卵巣がん誘発作用があるという試験結果が報告されています。それらの試験で誘発作用ありという結果となったのは、妊娠できなかった女性の卵巣がんも一緒にして解析してしまっていることが原因であると今回の研究を実施した研究者等は指摘しています。
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