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Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
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PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

6つのスタチン治療ガイドラインの冠疾患による死の予防効果比較

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2006-06-20 | コメント

カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、英国、ヨーロッパの6つのスタチン治療ガイドラインで推奨されている診断・治療法をカナダ人6760人にあてはめた場合の推定転帰(モデルとなる転帰)を評価し、それぞれのガイドラインの冠疾患による死亡(冠疾患死)の予防効果を比較した結果が2006年6月17日のBMJ誌に発表されています。

調査の結果、ガイドライン間で転帰に大きな差が認められました。

オーストラリアと英国のガイドラインが冠疾患死の予防に関して最も効果的であり、5年間の死亡の大部分を防ぎました。

ニュージーランドのガイドラインは最も効率的に冠疾患死を予防しましたが、このガイドラインでスタチン治療が推奨される患者数は最も少なくなっていました(12.9% vs 17.3% for オーストラリアと英国のガイドライン)。

カナダ、アメリカ、ヨーロッパのガイドラインは、冠疾患のリスクが高い人への提案に注力することで、冠疾患死の予防効果・効率が改善しうると分かりました。

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