Aspreva社 重症筋無力症患者を対象にしたCellCeptの第3相試験結果を発表
Free!2006年10月26日、Aspreva Pharmaceuticalsは、重症筋無力症患者を対象にしたCellCept (mycophenolate mofetil、MMF) の36週間の第3相試験でプライマリーエンドポイントもセカンダリーエンドポイントも達成できなかったと発表しました。
この試験には重症筋無力症患者176人がエンロールされました。この試験の主要目的は、コルチコステロイド使用を減らしつつCellCeptが重症筋無力症の症状を維持または改善できるかを調べることでした。
Myasthenia Gravis Foundationによると、全世界での重症無力症(MG)患者の数は7-10万人ほどです。MGは、筋肉に情報伝達する神経を阻害する自己抗原が原因で発現する慢性の自己免疫性の神経筋疾患です。
CellCeptはRoche社が開発した新規の免疫抑制剤です。2003年10月にAspreva社とRoche社は、日本を除く全世界で自己免疫疾患の治療薬としてCellCeptを開発することで提携しました。
- ・ 開発 > 臨床試験 > 第3相/ピボタル試験
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