自己免疫疾患に関わる新たなタンパク質が同定された
Free!MHC class I family–like Fc receptor(FcRn)は、正常状態では抗体(IgG Ab's)の寿命を伸ばす役割を担っています。
リウマチモデルマウスでの実験から「FcRnを抑制または消去すると、自己抗体の数が減り、リウマチの発病を防げる」とわかりました。この結果からFcRnは自己免疫疾患治療薬のターゲットになりうるとわかりました。
2004年5月1日のJ. Clin. Invest誌に発表された研究成果です。
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