雨滴の形成とタンパク質の折り畳まれ方は似ている
Free!雨滴の形成とタンパク質の折り畳みは似たメカにズムを背景に持つとわかりました。
2004年5月18日のPNAS誌オンラインバージョンに発表された研究成果です。
およそ100個の水分子が同時に凝集することで雨滴が形成されます。水分子が100個以下だとまとまりは形成されずに水分子は散り散りになってしまいます。
タンパク質においても、アミノ酸鎖は一度に折り畳まれなければ球形の正常なタンパク質は形成されず、中途半端な折りたたみでは何も起きないとわかりました。すなわち全てか無かのどちらかなのです。
タンパク質の折りたたみ異常が原因でおきる病気(ALSなど)の治療薬の開発に今回の成果は応用されていくでしょう。
- Unexpected Similarities Between Raindrops And Proteins / Sciencedaily
2021-03-06|筋萎縮性側索硬化症
+ ALSで生じうる上位運動ニューロン変性を食い止める化合物を初めて同定
2020-10-25|筋萎縮性側索硬化症
+ 末梢マクロファージの取り次ぎで脳のマイクログリアを神経保護にあたらせうる
2020-10-18|筋萎縮性側索硬化症
+ Amylyx社の経口液剤AMX0035でALS患者の生存も改善
2020-09-04|筋萎縮性側索硬化症
+ ALSと前頭側頭型認知症のTDP-43凝集をC9orf72の反復伸長発現抑制剤で防げる
2020-06-24|筋萎縮性側索硬化症
+ 血中の脳起源エクソソーム内の8つのマイクロRNA配列でALS患者を識別可能
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。