出生時付近の体重が重いまたは軽い子供は脳性麻痺になるリスクが高い
Free!ヨーロッパにおいて1976〜1990年に生まれた子供4503人の妊娠32-42週時の体重と脳性麻痺の関連を調べたところ「体重が平均以下または平均以上であると脳性麻痺になるリスクが高くなる」という結果となりました。
研究成果が2003年10月4日のLancet誌に発表されています。
体重が10パーセンタイル未満であった赤ちゃんは25-75パーセンタイルであった赤ちゃんに比べて脳性麻痺に4-6倍なりやすいという結果となりました。また体重が97パーセンタイルより上であった赤ちゃんは1.6-3.1倍脳性麻痺になりやすいという結果となりました。
脳性麻痺は分娩時の合併症というよりは、誕生前の発育異常が原因であると考えられました。
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