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頭を2つもった状態(寄生頭蓋結合体)で生まれた小児から2つ目の頭が取り除かれた

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2005-02-23 | コメント

Manar Magedは、もともとは一卵性双生児の1人として生まれてくる筈でした。しかしもう1人が母体内で発育不全を起こします。その結果、発達を止めた姉妹の頭が頭に癒合し、頭を2つもった状態(寄生頭蓋結合体)でManar Magedは誕生しました。


出生から10ヵ月がたち、13時間の手術の末に、Manar Magedから2番目の頭がエジプト カイロの病院で切除されました。Manar Magedは肝機能不全が認められる以外は安定しているとのことです。

切除された2つ目の頭の子も笑ったり瞬きしたりできるとのことです。ただし、独立して生活はできない状態です。

2人は血管を共有していたため、手術は非常に複雑でした。ドミニカ共和国で過去に1例同様の症例がありましたが、残念ながらその子は死亡しました。

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