ブロッコリーは網膜を紫外線から守る
Free!網膜細胞は酸化ダメージの影響を非常にうけやすくなっています。特に光によって生じた酸化体のダメージを受けやすくなっています。目は酸化ダメージをかわす能力がありますが、加齢に伴ってその能力は衰えていきます。この能力の衰えが加齢性黄斑変性症の原因の一つです。
ブロッコリーに含まれる抗酸化物質・sulforaphaneは、phase 2遺伝子の発現を誘導して、網膜細胞を紫外線から守る働きがあるとわかりました。
2004年7月13日のPNAS誌に発表された研究成果です。
この結果から、ブロッコリーなど、phase 2遺伝子の発現を誘導する物質を含む食事は網膜細胞を光から保護し、加齢性黄斑変性症の発病を予防する働きがあると考えられました。
- Broccoli May Prevent Blindness / WebMd
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