HIVのアキレス腱を攻撃する抗体酵素(アブザイム)の開発が進行中
- 2008-07-17 - 宿主細胞に接着するのに必要なHIVのエンベロープタンパク質の一領域は不変です。なぜなら変化すると宿主細胞に接着できなくなるからです。この重要領域に対する免疫反応が生じないようにHIVはこの領域を用いてBリンパ球を抑制します。このような働きをする部位をスーパー抗原領域といいます。この部位の働きによって騙された免疫系は不変の細胞接着領域ではなくHIVの可変領域に対する抗体を作ってしまいます。 (4 段落, 470 文字)
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