Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。
英国がGSKの骨髄腫薬Blenrepを承認【追記しました】
 ・ Blenrepのこれまでの経緯を追記しました。

Bayer社 H.C. Starck事業部を売却

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2006-11-28 | コメント

2006年11月23日、ドイツ最大の薬品メーカー・Bayer社は、負債を軽減すべく、Advent InternationalとCarlyle GroupにH.C. Starck事業部を12億ユーロ(16億ドル)で売却すると発表しました。

AdventとCarlyleは現金7億ユーロを支払い、4億5000万ユーロの負債を引き受けます。H.C. Starck事業部の売却によりBayer社は10億ユーロの負債を削減できる見込みです。

また今回の売却は、170億ユーロのSchering社の買収の助けにもなるでしょう。Bayer社によるSchering社の買収で売り上げ150億ユーロのヘルスケア企業が誕生します。

Starck事業部は、モリブデン、タングステン、タンタル(タンタラム)等の金属の粉(ジェットエンジンなどのタービンのコートに使用される)やセラミック粉を製造しています。2005年の売り上げは9億2000万ユーロでした。1年前と比べて7億300万ユーロの売り上げ増となっています。

AdventとCarlyleは、3-5年以内にStarckの株を売却する予定です。

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