Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。
英国がGSKの骨髄腫薬Blenrepを承認【追記しました】
 ・ Blenrepのこれまでの経緯を追記しました。

新型コロナウイルスが人から人に容易に感染しやすいことに寄与しうる2つの特徴

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2020-03-11 | コメント

新型コロナウイルスSARS-CoV-2が人から人に容易に移りやすいことには、そのスパイク糖蛋白質にSARSコロナウイルス(SARS-CoV)等とは違ってフューリン(furin)切断領域があることが寄与しているかもしれません。

ヒトの肺・肝臓・小腸を含むヒト組織の多くにフューリンが認められることは、SARS-CoV-2がときに多臓器を攻撃しうることを意味すると中国の研究者Li Hua氏はNatureに話しています。

また、SARS-CoV-2のスパイク糖蛋白質はSARS-CoVのそれに比べてヒト細胞の受容体ACE2と少なくとも10倍強く結合することが別の研究で示されており、この特徴も人から人にSARS-CoV-2が容易に感染しやすいことに寄与しているかもしれません。

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