銀杏の葉の抽出物は癌の増殖抑制作用がある
Free!末梢型ベンゾジアゼピン受容体(PBR)は、細胞増殖と細胞死を含む様々な細胞機能に関与することが知られています。
また、特定のタイプのヒト悪性腫瘍と癌細胞株においてPBRの過剰発現が確認されています。
このたび、マウスの実験から、銀杏の葉の抽出物・EGb 761は、PBRの過剰発現を抑制することで癌の浸潤や転移を治療または予防しうると分かりました。
細胞実験において、EGb 761はPBRのmRNAの発現を低下させることが確認されました。
また、腫瘍移植マウスの実験結果から、EGb 761は移植した腫瘍の増殖を用量依存的に抑制することが確認されました。
これらの結果から、EGb 761はPBRの過剰発現をブロックすることで腫瘍の増殖を抑制しうると考えられました。
- Ginkgo biloba extract: More than just for memory? / EurekAlert
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